宝石の国 スペシャルトークショー in京まふ

独特な世界観を表現するためにフルCGを採用

ーーー本作は主人公が宝石という独特な世界観で、初めて原作を読んだ時にどのような感想を持たれましたか?

黒沢:原作の1枚目をめくった途端、一気に引き込まれてしまいました。
線が少なく、あえて空白にしている部分も多いので、想像力をかき立てられて、どんどん読みたくなる作品だなと思いました。
小松:初めて読んだ漫画が手塚作品だったので、ある意味自分の漫画の原点に触れたような、懐かしい気持ちになりました。
ともよちゃんが言ったように、情報量が多いわけではなく、得られる情報を自分の中で膨らませることで、スッと入り込むことができました。
しかも、そこにいるのが人間ではなく宝石というのが不思議と成り立っているんです。
しかし、なぜアニメ化しようと思われたのですか?
武井:原作の市川春子先生の作品が大好きで、多くの人に知っていただきたいと思ったからです。
まさに、原作本の表紙のようなキラキラした世界をそのまま表現できたらと、フルCGのアニメーションにこだわりました。
小松:すごいチャレンジですね!
黒沢:CGであれだけキュンキュンさせられる表情が描けるのが驚きです。CGってすごい!
小松:時代の進歩に驚いてるの(笑)?
黒沢:そう!

小松:私はいつか、自分がCGになってみたいと思うんです。
一同:えー!笑
小松:えっ!?なってみたくない?
黒沢:えぇ、やだようー!
一同:大笑
小松:最近、とある作品で、自分がアニメーションになる機会があったんですよ。次はフルCGかなと。
黒沢:えっ、『小松の国』!?
一同:大笑
司会:大至急、企画書を作ります。
一同:大笑

『宝石の国』の魅力的なキャラクターについて

ーーースクリーンに出ている絵はキャラクターを表した絵です。お二人は自分のキャラ以外に好きなキャラはございますか?

黒沢:私はベニトです(一番下の段の左から2つ目)。
ベニトは原作の1巻で、フォスにシンシャを教えてくれるセリフが格好良くて、私はあのセリフが言いたい!
小松:ベリトがやりたかったんだ!
黒沢:そういう気持ちがずっとあるくらい、読んだ時からずっと、ベニト!ベニト!ベニト!って思っていました(笑)。
最初の時にベニトのオーディションも受けさせていただいたんですけど、2回目に行った時はすでにフォスに絞られていて。
武井:先ほど、そうお伺いして楽屋で謝っておきました(笑)。
一同:笑
黒沢:でも、私がどうして言いたかったセリフの相手はフォスへの言葉なんですよ。ある意味、生で聴けて嬉しかったです。
黒沢:小松さんはいかがでしょう?
小松:私はこの発表されているキャラクターの中にはいないのですが、原作の中ではアンタークチサイトが好きです。
武井:アンタークチサイトは気温が下がると結晶化するという特殊な体質を持った宝石なんです。
小松:冬の間だけ誰とも会わずに、暖かくなったら出てくるという・・・
黒沢:そう。寂しいやつです。
小松:格好いいのに、金剛先生に対してデレデレじゃないですか?他のキャラクターに比べて、ギャップが特に強かったです。

武井:フォスフォフィライト(以下、フォス)はどんなキャラクターですか?
黒沢:一言で言うと情けないやつです(笑)。原作を読んだ時からフォスが他人事に思えなくて。宝石たちとの会話の中とかで、実際にこういうこと言われたことあるとか、それも含めて、とてもリアルに感じることができました。
武井:宝石たちには硬度があって、フォスは3.5というとても割れやすい数値なので月人と戦うこともできなくて、まさに落ちこぼれの主人公ですね。
黒沢:しかも、バカだから(笑)。木の実を積んだりとか、見張りをしたりとか、お掃除をしたりとか、与えてもらった雑用がすべて出来ないんですよ。
武井:金剛先生がいろいろと考えてくれて、やっと仕事として与えられるというストーリーが1話で描かれる内容です。
フォスの成長というのがひとつ、このお話の大事なポイントです。
シンシャはどのようなキャラクターですか?
小松:シンシャはかわいそうな子なんです。自分の体から常に毒が出ているので、みんなと一緒にいられなくて。
嫌われているというより、自ら孤独を選び、隔離された状況で自分にできる仕事を探そうとしています。
とても志も高くて、誠実で、かっこいいのですが、自分の想いを誰にも伝えることもできないというもどかしさを持っている、切ないキャラクターです。

ーーーお互いのキャラクターの印象はいかがでしょうか?

黒沢:シンシャは本当に真っ直ぐで誰よりもピュアなんですよ。
だから、幸せにしてあげたいなと思います。そういう気持ちでセリフを発しています。
小松:フォスは危なっかしいやつだし、大丈夫かなと思うこともあるのですが、世界の扉を開くのはやはりフォスだと感じさせる魅力があります。
なんとかしてくれるんじゃないかという部分がフォスにはあって、その力に引っ張られて心が動くシーンもあったので、本当にシンシャとは真逆だなと思います。

ーーーキャラクターを演じるにあたって意識していたことは何でしょう?

小松:男でも女でもないというのが難しかったですね。
原作の市川先生いわく、上半身は男性を意識して、下半身は女性を意識してとのことでした。
武井:そうですね。しゃべり方も最初は「僕」で、最後は「~だわ」と話したり。
小松:そこが不思議な世界観を作っているひとつでもあると思います。

ーーーお気に入りのシーンはどこでしょう?

黒沢:ダイヤモンドが走るシーンがあって、結構長い尺を走るんですけど、そのシーンを本放送で見られるのが私自身も楽しみです。
みなさんも、ぜひ楽しみにしていただきたいと思っています。
武井:アクションがすごいことになってまして、そこにも注目いただきたいと思います。

◆アニメ『宝石の国』放送情報
TOKYO MX 2017年10月7日より 毎週土曜 22:00~
TOKYO MXにて2017年10月12日より毎週木曜日22:30より再放送
MBS 2017年10月7日より 毎週土曜 26:38~
BS11 2017年10月7日より 毎週土曜 23:00~
AT-X  2017年10月7日より 毎週土曜 21:30~
リピート放送:毎週日曜21:30/毎週火曜13:30/毎週金曜5:30
※放送時間は変更となる可能性がございます。

◆原作『宝石の国』
1~7巻まで絶賛発売中!
アニメと合わせてご覧ください。

◆コラボ情報
「TASAKI×宝石の国」ジュエリーコレクション
2017年10月4日(水)~10日(火)
阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11にて開催。
キャラクターの持つイメージを表現したネックレス、25キャラクター(計27種)を限定発売。
アニメファンだけでなく、エレガントなファッションジュエリーを求めている方にもオススメ!
※なくなり次第終了、一部商品は受注生産も。
http://land-of-the-lustrous.com/news/index00210000.html

※本ページ掲載内容は2017年9月29日時点での情報によるものです。

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