キャララボ

初お披露目の作品は、まだまだ続きます。

イラストレーター・山下しゅんや氏が日本の萌えや文化を取り入れたマーベルのキャラクターのイラストを立体化する「MARVEL 美少女」シリーズでは、「ミス・マーベル」や「ロキ」の精巧なフィギュアを展示。そしてさらに、最新作として「キャプテン・マーベル」を世界初展示・世界初発表しました。女性らしい丸みをおびた体つきや目や装飾品の細部まで行き届いた作り込みは、さすがの一言です。

壽屋の山下さんは「日本でも人気ですけど、北米を中心に海外のお客様にも好評です。DC含め、同シリーズはロングランしています。キャプテン・マーベルは映画化も発表され、これからさらに注目されるキャラクターになるかと思います。国内メーカーとしては、それをいち早く商品化した、と自負しております」と話しました。

時代を先取る壽屋が、スタンダードとして展開するフィギュアシリーズは、ARTFXとARTFX+の2カテゴリ。山下さんいわく、約30センチのPVCフィギュアを指すARTFXは「単体でドン！と飾って頂くシリーズ」、約20センチの10分の1スケールのフィギュアを扱うARTFX+シリーズは「日本の家庭で、飾って頂きやすいということを念頭に置いております」とのこと。

ARTFXは、30センチサイズのPVCフィギュアのことを指し、東京コミコンでは、新作として来年5月に発売する「スパイダーマン ウェブスリンガー」を初展示。映画『スパイダーマン　ホームカミング』をモチーフにしており、同キャラの躍動感や力強さを感じさせる仕上がりでした。

ARTFX+シリーズは『アベンジャーズ』や『X-MEN』、『スパイダーマン』に続くARTFX+ マーベルコミックスシリーズとして、『ディフェンダーズ』のキャラクターに注力していく模様。第1弾ではコミック版の「デアデビル」を、赤いコスチュームと現行のコミック版のブラックスーツの2種類で同時発売する予定です。また同シリーズは全て同じ原型師の阿部順之介氏が手がけており、国内外から定評を得ている筋肉の造形は一見の価値ありです！

また、会場展示された「ファインアートスタチュー パニッシャー」は、Netflixでドラマ版がスタートした『パニッシャー』のフランク・キャッスルをコミック版でフィギュア化したもの。武装とドクロマークのデザインが特徴です。山下さんは「パニッシャーの中のパニッシャー。顔パーツに関しては、立体化の中では近年珍しく、オールバックのヘアスタイルを立体化しております」と解説してくれました。

もう一つご紹介したいのは、国内ゲームメーカー「カプコン」が手がける作品シリーズのフィギュア。注目は、映画『バイオハザード：ヴェンデッタ』のレオン・S・ケネディとクリス・レッドフィールドです。ARTFXシリーズの作品として2018年5月に発売される予定で、国内初展示・初発表となりました。顔の表現が精巧で、目の奥の輝きも鋭いのが印象的でした。

注目商品は他にも目白押しです。

『ヘルボーイ』シリーズなどを手がけたマイク・ミニョーラによる『バットマン：ゴッサム・バイ・ガスライト』のカバーアートなどを忠実再現した「ARTFX バットマン ゴッサム・バイ ガスライト アーティストフィニッシュ」を世界初発表・初展示！　イラストからそのまま飛び出してきたような、高い再現度を誇っています。詳細は今後発表予定。

DCコミックスのキャラクターを日本のテイストでイケメン化する「DC COMICS IKEMEN」シリーズからは、「ナイトウィング」（2018年3月発売予定）や初発表・初展示の「レッドフード」の原型を展開。第3弾はレッドロビン、第4弾はダミアンロビンが制作されると初のプレ告知も行われました。

他にも、来年2月に発売する「DC COMICS美少女 スーパーガールズ リターンズ」を筆頭としたDCコミックスの4タイトルのフィギュア、『ポケットモンスター』の最新フィギュアを公開しました。

ここまで、壽屋で展開されていた新作情報を多数お伝えしてきました。ですが、実はまだ語りきれないほどの新作がありました……！　壽屋のフィギュアが気になる方は、今後ぜひともイベント会場に足を運んでみましょう！