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オリジナルケースも魅力!手塚治虫ファン必見の『手塚ずかん』

ライター: アイデアスケッチ
 ※最新の情報と異なる場合があります

パッケージにもこだわりが!

「世界観のある素晴らしいコンテンツを使わせていただく訳ですから、パッケージにはこだわりたいと思いました。」と語る岡山さん。
専属のデザイナーさんや、パッケージを製造している会社と何度もやりとりして、納得できるまで試行錯誤を繰り返し、完成に至ったそうです。

選べるパッケージは「紙筒ケース」(左下)、「透明ケース(ストラップ付き)」(右上)、「ボックスケース」(左上)の3つ。

「紙筒ケース」はシャチハタタイプ丸型、木彫りタイプ、黒水牛タイプで使用可。フタ部分を手で回せば、いろんなキャラクターが現れる仕様です。特筆すべきは、手塚作品にはなくてはならないヒョウタンツギが天面と底面に描かれていることでしょう。これはテンション上がりますね!

「透明ケース(ストラップ付き)」は、シャチハタタイプ角型専用のケースです。
「おしゃれなスクエアネームを採用するのであれば、パッケージもそれに合わせて凝りたくなりました」と岡山さん。スクエアネームにストラップの取り付け口があるのを見て、特典としてストラップを付けることを考えついたそうです。このストラップは好きなキャラクターを自由に選ぶことができるんだそうです。
例えば、ハンコはブラック・ジャックを選んで、ストラップでピノコを選ぶという、作品におけるペアを完成させることができます。ぜひ自分の好きなペアを作りましょう。
ストラップは絵柄のキャラクターと同じく全9種類です。

「ボックスケース」はセットのスペシャルパッケージです。漫画本をイメージして、ページをめくるようなデザインになっています。このこだわりこそ、『手塚ずかん』の魅力でしょう!

岡山耕二郎さんのインタビュー

ここからは「ずかんシリーズ」の仕掛け人、岡山耕二郎さんのインタビューをお届けします。

ーーー『手塚ずかん』の制作に至った経緯を教えてください。
今年の夏、自宅の近くにある手塚治虫記念館に家族で遊びに行った時、手塚作品が持つ本来の深さに感銘を受けました。それまでは、手塚さんの作品をただ好きという感じで読んでいたのですが、改めて触れると、手塚さんが漫画を通して伝えたかったことを感じることができました。それを多くの人に伝えたいと思い、自分ができることはハンコしかないので、次の日に、手塚プロダクションに電話して、「ずかんシリーズ」で手塚作品を扱わせて欲しい旨をお伝えしました。

ーーー次の日に(笑)?その行動力がすごいですね!
やりたいと思ったら、すぐに動いてしまうタイプなので(笑)。
電話したら、「東京ビッグサイトで「ライセンシング エキスポ ジャパン」という、キャラクターのライセンスを持つ企業と業者をマッチングするイベントがあるからおいで」という話を幸運にもいただき、東京へ向かいました。
担当者さんに「ずかんシリーズ」の現状や反響などをお伝えして、その後も話を進めることができ、契約に至りました。いま思うと、手塚さんの作品に感銘を受けたという素直な気持ちが相手に伝わったんだと思います。
しかし、商品化させていただくからには、手塚作品のキャラクターの魅力や世界観をしっかり伝える義務があると思って、パッケージまでも作りこまないといけないと思いました。妥協せずに、納得いくまでやろうと決めました。

ーーーだから、パッケージにこだわりが見られるのですね。ところで、今回のキャラクターはどのように選ばれましたか?
事前にSNSでアンケートを取りました。アイデアはお客さんからもらうというのが基本的なスタンスです。お客さんが欲しいものを作ることほどシンプルなものはないと思っています。
SNSで質問したり、投稿して反応を見たりして、人気上位の9キャラクターを選びました。
その後、他のキャラクターのハンコも作って欲しいという声をいただきまして、第二弾として、コアなファンも喜んでいただけるキャラクターの絵柄を作っています。ヒョウタンツギやオムカエデゴンスなんかもありますよ。第二弾は20種類以上です。

ーーーそれは、手塚ファンである筆者も欲しいです!
ありがとうございます。実は、『手塚ずかん』の表札バージョンも作り始めているんです。早ければ12月、遅くても来年の年明けにはリリースできると思います。表札の素材はタイルと金属の2種類があって、タイルタイプでは描けないキャラもあるのですが、金属タイプはハンコと同じ種類のキャラクターを考えています。ぜひ、楽しみにしていてください!

ーーー最後に、ハンコ作りを通して大切にしていきたいことを教えてください。
弊社では「義務を遊びに」というミッションを大切にしています。ハンコを押すという義務だけに使用するのではなく、用がなくても押したくなるものとして使っていただきたいと思っています。その方が、ハンコを大事にしていただけたり、愛着を持ってもらえるんです。それは「ねこずかん」を発売した時に、お客様から喜びの声をたくさんいただいて、改めてそう感じました。
ハンコ屋としての5年,10年先を考えた時に、喜んでいただけるハンコを作ることこそ価値があると思いました。これからも、もっと面白く、喜んでいただけるハンコを作っていきます。それが結果として、ハンコの価値を見直すきっかけになると信じています。

お客さんの笑顔のためには妥協しない岡山さんのひたむきさに、とても感銘を受けたインタビューとなりました。
ハンコは大切な場面に必要となるものだからこそ、心から愛せる一本を選びたいですね。

Information

【INFO】
「手塚ずかん」

https://www.rakuten.ne.jp/gold/hankos/tezukazukan/

※本ページ掲載内容は2017年12月2日時点での情報によるものです。

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