キャララボ

「探偵オペラ ミルキィホームズ」はシャーロック・シェリンフォード（三森すずこ）や譲崎ネロ（徳井青空）、エルキュール・バートン（佐々木未来）、コーデリア・グラウカ（橘田いずみ）の4人の少女「ミルキィホームズ」を中心としたファンタジー作品です。“トイズ”と呼ばれる特殊能力が存在する偵都ヨコハマを舞台に、探偵と怪盗がバトルを繰り広げる様を描きます。ゲームや漫画、小説、ラジオなどメディアミックスが幅広く行われ、アニメは2010年に第1期が放送されて以来、シリーズ4回、特番や劇場版まで続く人気シリーズです。

今年の12月31日の大晦日には、『探偵オペラ ミルキィホームズ　アルセーヌ 華麗なる欲望』（TOKYO MX）が放送されます。同アニメは、昨年の大晦日に放送された『探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ ～ケンとジャネットの贈り物～』から1年ぶりの完全新作です。主題歌として、ミルキィホームズが歌う新曲『Reflection』（2018年1月17日CD発売）も発表されています。

そんなファン待望の新作放送に先がけて9日、両国国技館でブシロード10周年記念イベントファイナルとして「大ミルキィホームズ 十二月場所」が実施されました。

ライブが始まると、格闘技のメッカとして知られる両国国技館にちなんで、ミルキィホームズの4人が格闘技風に各通路から登場し、観客を沸かせました。そして冒頭は『探偵オペラ ミルキィホームズ』OPテーマの『正解はひとつ！じゃない!!』、『探偵歌劇 ミルキィホームズ TD』OPテーマ『ミルキィ A GO GO』、『総天然色フルパワー』の3曲でスタート。会場中央で4人は、色とりどりのサイリウムと大声援に包まれました。

四方から声援が届く同会場に圧倒され、佐々木が「めっちゃ近い」と言えば、橘田は「羞恥心がスゴい…」と心境を口に。続けて4人は、『ふたりはミルキィホームズ』OPテーマ『ぐろーりーぐろーいん☆DAYS』と『プロローグは明日色』を歌い、再び声援を浴びました。

次にステージへ登場したのは、「ミルキィホームズ」の姉妹ユニット「フェザーズ（愛美、伊藤彩沙）」の2人。真っ白なコスチュームで現れた伊藤は、足をケガしたというものの「ダンスは出来ないけど楽しみたい」と意気込み十分。

そんな伊藤のために、橘田がプレゼントを用意。橘田の「カモ〜ン、チェア！」というかけ声とともに、ステージ上へソファがセットされました。フェザーズの2人は、仲良く腰かけて『Two of Us 無敵♪』を披露。歌唱の最中、愛美に「ケガしたのどっちだっけ？」と問われ、伊藤が「左〜♪」と歌うと会場から笑いが。ケガも笑いに変えるたくましい姿を見せました。

フェザーズの熱唱の後は、相撲や格闘技の聖地である両国国技館にちなんで「〜KING OF 手押し相撲〜」がスタート。メンバーのうち２人がデュエット曲を歌った後、タイマンで手押し相撲勝負を繰り広げました。

1戦目は三森VS橘田。『それはTOYS☆』を歌って手押し相撲がスタートすると、2人同時に体勢を崩して際どい判定になり、再び戦うことに。2戦目は、攻勢に出ていた橘田が体勢を崩してあえなく抱きつき、三森が勝利しました。

その後も総当たり戦で徳井VS橘田（『わんだふるコンビネーション』）、佐々木VS徳井（『ぎみぃみるきぃ』）、佐々木VS橘田いずみ（『ミルキィウェイであいましょう』）、三森VS佐々木（『いっしょ懸命』）など数々のカードを展開。最初に橘田が3連敗を喫し、最終的に佐々木が3連勝を成し遂げて優勝しました。優勝した佐々木は、グループ内で話題だという“例の日本酒”をゲットしています。