キャララボ

『けものフレンズ』は、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、神秘の物質「サンドスター」によってヒトの姿になった「アニマルガール」たちの奮闘を描くメディアミックスプロジェクトです。アプリゲームの配信や漫画連載の他、2017年1月から放送されたTVアニメが大人気となり、第2期が制作されることも発表されています。

2017年6月には、プロジェクトの新たな試みとして、TVアニメとは異なるオリジナルストーリーで舞台を上演。TVアニメの声優陣がメインキャストを演じた舞台は、盛況のうちに幕を閉じました。

今回の再演にあたって、脚本・演出を手がけた村上大樹氏は「見どころは何と言っても格段にパワーアップしたフレンズたちのお芝居です」と述べ、「アニメともゲームとも漫画とも違う、舞台版のリアルジャパリパークが渋谷に出現！　この物語をこの座組で見られる最後の機会かもしれないので、どうぞお見逃しなく！」とアピールしました。

サーバル役の尾崎由香さんも「再演がいよいよ開幕します！」と興奮を隠しきれない様子。ファンに向けて「前回よりパワーアップした会場と内容です！　フレンズさんとして千秋楽まで無事走り切れるようがんばりますので、ぜひジャパリパークに遊びに来てくださいね」とメッセージを送っています。

舞台のストーリーは、サンドスターの力で生まれたオカピ（キャスト：野本ほたるさん）の登場からスタート。オカピはサーバルと出会い、一緒に「みずべちほー」で観たペンギンアイドルユニット「PPP（ペパプ）」のライブに魅了されます。

ライブ会場では、シロナガスクジラ（キャスト：伊藤梨花子さん）からジャパリパークの記念祭に向けてPPPの公式ライバルユニット「サバンナガールズ」を結成することが発表されます。リーダーに任命され、メンバー集めをすることになったサーバルは、2人目のメンバーとしてオカピを迎え、さらに「さばんなちほー」などに赴いて残りのメンバー探しを始めます。

舞台では彼女たち以外にも、アプリゲームに登場するクロヒョウ（キャスト：稲村梓さん）、マンモス（キャスト：仁藤萌乃さん）、チーター（キャスト：石井玲歌さん）、タヌキ（キャスト：加藤里保菜さん）らが活躍します。また、フェネック（キャスト：本宮佳奈さん）とアライグマ（キャスト：小野早稀さん）のコンビは配達屋「じゃぱりびん」を手伝うなど、アニメとは異なるキャラクター設定にも注目です。

また、アニメでPPPのファンであるマーゲイを演じる山下まみさんが、13・14日のみイワトビペンギン役で友情出演。PPPメンバーの一人として、舞台を駆け回りました。16日以降の公演では、相羽あいなさんがイワトビペンギン役を務めます。