どこか癒されるFX好きおぼっちゃま猫
ミケ ( from 猫工船 )

どこか癒されるFX好きおぼっちゃま猫ミケ ( from 猫工船 )
Tokyo_Nogami

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レポート

猫好きさん、ギャグ漫画好きさんは要チェック!猫大好きカレー沢 薫先生がこれまで生み出してきた猫キャラたちの中から、現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」で絶賛連載中の作品『猫工船』より、愛すべき猫キャラ・ミケをご紹介します。

群馬の孤島にある「ネ工場(ねこうじょう)」とは…?

空前の猫人気で猫キャラが百花繚乱とも言える今、おそらく史上屈指のシンプルかつラフな線で描かれた猫キャラ、それがミケではないでしょうか。名前でわかるとおり、三毛猫で、ひげはなく、表情はネットで使われている顔文字のよう。首の下のバッテンは、おへそなのだそうです。ただ、外見や表情はそっけないですが、その中身はとっても人間味にあふれているんです。このあたりは、登場人物(登場猫?)全体に共通しています。そんなミケが登場するのは週刊ビッグコミックスピリッツ連載の「猫工船」で、その舞台は群馬県のとある孤島にある「ネ工場(ねこうじょう)」。海なし県の群馬県に孤島があるのか?沼や湖にある知られざる孤島なのか?などというツッコミはさておき、日本の猫たちはこの工場で一年間の労働を義務付けられているのです。その環境の苛酷さは、某賭博漫画の地下強制労働施設のよう…なのですが、ミケたちのゆる〜い、ほのぼのとしたオーラのおかげでなんだか楽しそうに見えます。ミケは、苦労を知らず、飼い主のおばあちゃんの愛をいっぱい受けて育った家猫なのですが、はたして過酷な環境でサヴァイヴすることができるのでしょうか?
ミケはおぼっちゃんではありますが、職場ではまじめです。何の役に立っているかよくわからない仕事でも、「僕の働きがおばあちゃんの年金になっていると思えば、過酷な労働も耐えられそうだミケ」というおばあちゃんが聞いたら涙ぐみそうなことを言いつつ、けなげに取り組むのです。ちなみに、ミケの話し言葉の語尾は「○○だミケ」です。

英国ポンド一点買い猫!

そんなミケが好きなものは、意外にもFX。日本語にすると外国為替証拠金取引で、主婦やサラリーマンがおこづかい稼ぎで少額から始めるくらいはいいけれど、むちゃな取引をすると痛い目に遭うというアレです。ミケは英国ポンド一点買いで、漢らしいとも言えますが、よく「溶かして」(=資金を損して)しまいます。それでもポンドのみを買い続けるミケ…そのポンド愛には、目頭が熱くなってしまいますね。同じ職場の小町ちゃん(女の子猫)にFXを教えた時も、「ポンド以外は買っちゃだめだと口を酸っぱくして言ったミケ!」という熱血ぶり。もっとも、小町ちゃんはポンドを買わず、大儲けしていくわけですが。逆にミケは、2016年のイギリスEU脱退でポンドが暴落したせいで、ついに毛を刈ることになってしまいました…。

ネ工場の職場はさながら物産展!

ネ工場には全国から猫が集まってきているので、職場はさながら物産展のようです。茨城のしもつかれ猫、香川のうどん猫、大分のやせうま大好き猫、新潟の笹ダンゴ猫、静岡の茶つみ猫、沖縄のマングース猫などなど…着る毛布を着た芋煮班の三賢人は、味付けを山形風のしょうゆ味にするか、宮城風のみそ味にするかで毎回、仁義なき殴り合いをしています。ミケは「クニに名物があっていいミケね」と言いつつ、おばあちゃん家の庭先では、やたら石油が湧いたんだという話を…。つくづく、ネ工場での苦労が全然似合わないブルジョワ猫さんなんですね。
【リリース情報】
そんなミケがもっと見たい!という方に朗報です。
なんと6月末、「猫工船」第1集が発売予定!
ミケが好きな人、猫好きな人、ぜひお楽しみに〜!

【INFORMATION】
小学館コミック「猫工船」ページ:http://spi-net.jp/weekly/comic061.html
作者・カレー沢 薫先生のTwitter:http://twitter.com/rosia29

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