キャララボ

会場ではまた、過去に発売してきた海外作品フィギュアが、所狭しと多数展示されていました。日本アニメのみならず、アメコミや海外アニメの作品も手がけ、まさに全方位的に進化している様が感じ取れました。

「弊社はもともと日本のアニメやゲームコンテンツに強い会社です。私がアメコミ系の映画などが大好きで、アメコミ系商品に力を入れるようになってから、徐々に海外作品のフィギュアも出てきています」とは榎本さん。「弊社の主力シリーズである『ねんどろいど』は、5、6年前まで美少女アニメ系が中心でした。徐々にアメコミや海外ゲームのものが増えてきていよいよ今年、東京コミコンへ出展するとなってあらためて見返すと、ラインアップが充実してきましたね」

グッスマ初のアメコミねんどろいどのスタートは「スパイダーマン」。2011年に同作を手がけて以来、アメコミ系フィギュアに力を入れ始めたといいます。では、東京コミコンにて、どんなことを心がけたのでしょうか？

「私がアメコミ系や実写映画、海外作品の担当として考えているのは、大きく分けて2つです。我々のねんどろいどというデフォルメや、12インチ系の可動フィギュア、スタチューを通じて、我々の商品がどういうもので、どういう魅力があるか、東京コミコンに来場したお客様に知って頂きたいというのが一つ。もう一つは、我々が東京コミコンに出展して色々盛り上げを行うことで、アメリカ発祥のコミコン文化を日本のファンにもより深く知る助けになったらいいなと考えています。その2つが今回出展する上で大事かなと思いました」

アメコミ系フィギュアにも力を入れ、スキのないラインアップを形成するグッドスマイルカンパニー。今後も新作情報は要チェックです！