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©大羽快

■作品名：『殿といっしょ』
戦国時代を舞台にしたギャグ漫画『殿といっしょ』(大羽快著･KADOKAWA)。
2017年5月までコミックフラッパーで連載され、2010〜2011年にはアニメも放映されました。
誰もが知る武将からマイナーな人物まで、多くのキャラクターが登場。
個性的なキャラクターたちが見せる日常は抱腹絶倒間違いなしです。
『殿といっしょ』の幸村は毛玉のような目が隠れる髪型が特徴。
無表情で何を考えているかわからない人物ですが、かなりの悪戯好き。
父・昌幸とともに日々周りを振り回します(被害者は主に兄・信幸)。
九度山に流された後も堂々と信幸の居城にいるなど破天荒な人物ですが、兄嫁・小松姫には頭が上がらない様子。
史実通り、人質に出されることが多いため人質先で自分のわがままを通せるように手を尽くす、策士(？)な一面も持っています。
基本的には前述のような目が隠れた姿ですが、本気を出した姿はなかなかのイケメン。
このギャップにはときめかずにはいられない！？

いかがでしたでしょうか？
前回の信長とは対照的に、「熱血漢」「男前」「猛将」から「知将」「策士」「不思議系」など取り上げた作品の数だけ違う幸村がいましたね。
「猛将」「男前」などはみなさんのイメージ通りだと思いますが、「不思議系」はかなり意外性があるのではないでしょうか。
また、恋愛に対して初心、鈍感というキャラクターが多いようです。
戦での活躍のイメージが大きく、妻子がなかなかピックアップされないからかもしれません。
次回は同じく戦国武将の伊達政宗に迫ります。お楽しみに！