歴史キャラ徹底比較!Vo.4 −第4回 天下人 豊臣秀吉−

歴史キャラ徹底比較!Vo.4 −第4回 天下人 豊臣秀吉−
Tokyo_Asano

キャララボライター

Tokyo_Asano

レポート

歴史上の人物をモチーフにしたキャラクターを紹介する「歴史キャラ徹底比較!」。
第4回は農民から天下人になった、日本一の出世人「豊臣秀吉」を取り上げます!

百姓から天下人へ

▼豊臣秀吉のPROFILE▼
名前:豊臣秀吉
生没年:1537年3月17日?〜1598年9月18日
出生地:尾張国(愛知県)
※諸説あり
経歴:
尾張の農民(足軽とも)、木下弥右衛門の子として生まれたとされています。
織田信長に仕え、美濃攻めや金ヶ崎の退き口などの手柄によって、国持ち大名にまで出世。
本能寺の変で織田信長が横死した際は、いち早く謀反人・明智光秀を討ち、信長の後継者として名乗りを上げました。
柴田、長宗我部、北条など各地の大名との戦いに勝利しついに天下統一を成し遂げ、大陸の征服を目論み朝鮮出兵を断行。
しかし、その野望半ばで病に倒れ、幼い息子・秀頼を案じながら死去しました。

日本一出世した男として名高い豊臣秀吉。
評価の分かれる彼らしく、そのキャラクター性は千差万別。
機転や気配りで出世を重ねた経歴からムードメーカーやお調子者として描かれる一方、晩年の迷走ぶりから猜疑心の強さや独裁者的な側面が強いものまで個性豊かなキャラが揃っています。
今回は、そんな秀吉のキャラクター性について比較していきましょう。

■戦刻ナイトブラッド■
【道化を演じる狡猾猿】

作品名:戦刻ナイトブラッド
「あなたの力を貸して欲しい」そんな言葉を聞いた次の瞬間、あふれる光とともに降り立った地は人ならざる力を持った武将たちが覇を競う「神牙」と呼ばれる異世界だった!? 『戦刻ナイトブラッド』(オトメイト、KADOKAWA、マーベラス)は育成とバトルを行いながら武将たちと仲を深めていく戦国恋愛ファンタジーゲーム。
2017年10月からはアニメ放送がはじまり、ゲーム内でも新たなキャラクターが続々と発表され、いま目が離せない注目作品です。
『戦刻ナイトブラッド』の豊臣秀吉は独自に身につけた処世術と話術でするりと相手の懐に入り込む能力に長けた青年。
またその一方で、飄々とした態度で振る舞いながら内心では深慮遠謀をめぐらせる策士でもあります。
貧しくつらい少年期を経験しているため、出世することに執心していますが、決して仲間を見捨てることはない頼れる総大将です。

■戦国BASARA■
【日の本を手にする覇王】

作品名:戦国BASARA
戦国ゲームの代表格『戦国BASARA』(カプコン)。
大胆に造形されたキャラクターたちと初心者でもわかりやすい操作性で人気を博し、戦国ブームの火付け役となった作品です。
『戦国BASARA』の秀吉は隆々とした筋肉が特徴の大男。
「力」にこだわり、世界進出を見据えて各地を次々と侵略していきますが、優秀な人物は敵であっても自軍に受け入れる度量の広さも持ち合わせています。
同シリーズに登場する前田慶次とはかつて親友でしたが、秀吉が慶次の妻・ねねを手にかけたことを機に決別してしまいます。
『戦国BASARA3』の秀吉は天下統一目前まで迫りますが、徳川家康の離反により討死。
絶対的強者の死は新たなる乱世の呼び水となるのでした。

■信長の忍び■
【不死身の頑張り屋】

作品名:信長の忍び
戦国乱世を終わらせるため、少女忍者千鳥が主君信長と愉快な仲間たちとともに繰り広げるコメディー『信長の忍び』(重野なおき/白泉社)は2008年から「ヤングアニマル」で連載されている4コマ漫画です。
主人公の千鳥は織田信長に仕えるくのいち。
「乱世をこの手で終わらせる」という、信長の大望を叶えるため織田家の武将たちとともに各地の強敵たちと対決していきます。
派生作品として『尾張統一記』(ヤングアニマル嵐/完結)や『軍師 黒田官兵衛伝』(白泉社マンガPark)なども同一の世界観で描かれています。
『信長の忍び』の秀吉は、信長のパシリをつとめるポジティブなお調子者。
愛嬌のある猿顔と不死身ともいえるたくましさを持つ人物です。
信長に仕える前は職を転々としており、その時期の経験と持ち前の機転で手柄を立て、出世を重ねますが信長のパシリは兼任したまま。
ねねに好かれていることに気づかないなど少々ニブい面も。
『軍師 黒田官兵衛伝』でも、主人公・黒田官兵衛の主として活躍します。
■ふたりじめ 戦国夫婦物語■
【情味ある天下人】


作品名:ふたりじめ 戦国夫婦物語
武将には妻だけに向ける素顔がある。『ふたりじめ 戦国夫婦物語』(藤見よいこ/実業之日本社)は、2014年に出版された、戦国時代を駆け抜けた7人の武将とその妻が織り成す、夫婦秘話を描いた漫画です。ドラマCD化されており、続編の『ふたりごと 戦国夫婦物語』も発売中。
 『ふたりじめ 戦国夫婦物語』の秀吉は死に際の老人で、床に伏しながら妻のねねに自分の人生を語り聞かせます。しかし、その大半は大仰に飾られた調子のいい物語で、ねねは「聞いたこともない話ばかりだ」とばっさり切り捨ててしまいます。天下を取るために汚い手を使う狡猾さや後世の評価を気にする小心さなど負の側面もある『ふたりじめ 戦国夫婦物語』の秀吉ですが、主君信長への敬愛とねねへの愛情を最期まで失わなかった人間味あふれる人物です。


■戦国ARMORS■
【絶大な力を振るう暴君】


作品名:戦国ARMORS
『戦国ARMORS』(榊ショウタ/集英社)は、2011年に「週刊少年ジャンプ」で連載されていた歴史バトル漫画です。
甦土武(ソドム)という霊力兵器をめぐりド派手なアクションが繰り広げられます。
『戦国ARMORS』の秀吉は、強い力こそがすべてという暴虐の徒。
雷を操る甦土武を持ち、天海たちの前に立ちはだかります。
甦土武の力で海外の脅威に対抗すべきという考えを持っており、意見が対立したことから信長を暗殺、その罪を光秀にかぶせて天下人となった極悪人。
しかし、光秀を何度も自分の仲間に勧誘するなど強者には寛大な面もあります。


いかがでしたか?
やはり秀吉のキャラクター性は作品によって様々にわかれるようです。
愛嬌のあるキャラから冷酷無比なキャラまで多種多様でしたね。
史実では側室を大勢抱えていた秀吉は女好きの描写も多いですが、正室であるねねとの関係をクローズアップされることも多いようです。
次回は秀吉の右腕と称された、石田三成をご紹介します。
お楽しみに!
【INFO】
■CAPCON『戦国BASARA』シリーズ: http://www.capcom.co.jp/game/basara/
■『戦刻ナイトブラッド』公式サイト: http://senbura.jp
■白泉社『信長の忍び』公式サイト: http://www.younganimal.com/nobunaga-no-shinobi/

※本ページ掲載内容は2017年11月24日時点での情報によるものです。

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