エポック社が発売している女児玩具シリーズ「シルバニアファミリー」は1985年の発売依頼、女児玩具の定番コンテツとして常に高い人気を誇っています。今ではシルバニアファミリーで育った世代が子供を持つようになり、母と娘が一緒にシルバニアファミリーで遊ぶ、という二世代キャラクターとして定着をしています。
そのシルバニアファミリーは可愛らしい動物モチーフのドール、そして豊富なハウスや小物などがあることから、ドールハウス愛好家にも支持を得ています。今回の「シルバニアファミリー×ドールハウス展」はドール作家やシルバニアファミリーのアレンジを楽しんでいる姿勢のファンの作品を中心に展示を行うイベントになっています。
シルバニアファミリーの世界観とドールハウスを融合した作品が目を引く!
会場で入口近くに展示されているのは、日本でも著名なドールハウス作家であり、テレビや新聞などでも活躍中の工藤和代さんの作品です
市販のシルバニアファミリーのハウスやルーム玩具などをベースに、植物や自作の小物などを配置することによって、シルバニア村の仲間たちにより生活感を与えて、いきいきとした雰囲気を醸し出す作品に仕上げられています。今人気の新シリーズ「タウンシリーズ」を使った作品もあり、ちょっとシックでゴージャスな、これまでのシルバニアファミリーとはまた趣の違う作品も見どころになっています。
■「シルバニアファミリーのカントリーライフ」(写真)はのどかな生活の様子を写真に撮ったよう
世界観を深める、独自性溢れる作品も多数
会場の中に進んでいくと、まだまだ多数のドールハウス作家さんによる作品が展示されています。シルバニアファミリーのハウスなどをもとに、まるで本当にシルバニア村の仲間たちが生活をしているかのような、ドラマ性やストーリー性を感じさせる、絵本の一シーンを切り取ったような創造性溢れる作品が、きっと訪れた人たちの目を引くことでしょう。
自分でオリジナル作品を作りたいという人にとっては、アイデアやヒントを与えてくれるかもしれませんね。
ジオラマ仕立てにして、多層構造になっているものも多く、前から、後ろから見ることで、そのたびに新たな発見があります。
■高橋起弥さんによる「シルバニア物語 外伝 王国の扉が開く時」(写真左)は水面をハウスの下に作った多層構造が見どころ
■あいざわかずこさんの「ふしぎの国のティールーム」(写真右)は色合いも可愛く、童話の世界のよう
【INFO】
●公式サイト:http://www.doll-museum.jp/2252
■会場
【開催期間】2017年11月21日(火)~2018年1月28日(日)
※休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日に当たる場合は翌日が休館日)・年末年始(12/29~1/1)を除く
【場所】横浜人形の家3F 企画展示室
神奈川県横浜市中区山下町18
開館時間9:30~17:00 (最終入館16:30)
観覧料 大人〈高校生以上〉700円(税込)・ 小人〈小・中学生〉350円(税込)
※入館料大人400円/小人200円が含まれています。
協力 日本ドールハウス協会 ・ 株式会社エポック社
※本ページ掲載内容は2017年11月28日時点での情報によるものです。