連載開始から41年経った今でも絶大な人気を誇る、まさに漫画界のレジェンドと言うべき『ガラスの仮面』の原画展が、美術館「えき」KYOTOにおいて開催中!
早速、キャララボライターが行ってまいりました。
今年(2017年)は原作者、美内すずえ先生のデビュー50周年に当たることから、『ガラスの仮面』以外の作品展示もありました。
巨匠、美内すずえ先生の世界を存分に味わってくださいね!
誰でも撮れるフォトスポット
原画展に入る前に、無料で楽しめるフォトスポットをご紹介しましょう。インスタ映えすることは違いないので、ぜひ探して撮影してみてくださいね。
まずは、京都駅ビル2階インフォメーション前にある「ガラスの仮面展フォトスポット」。かなり大きな展示で、日本人だけでなく、海外の方も足を止め、写真撮影されていました。
まるで、漫画の中に入り込んだかのような写真が撮れる「ガラスの仮面カバーウォール」(写真右上)。今まで発売されている『ガラスの仮面』全49巻のカバー絵が並べられており、迫力のあるフォトスポットとなっています。
『ガラスの仮面』の見どころの一つと言えば主人公、北島マヤと姫川亜弓のライバル対決。そんな二人の等身大パネルが飾られていました(写真中下)。
フォトスポットコーナー(写真右下)では、月影千草先生になりきり、マヤを叱咤激励しましょう。あの名セリフが書かれたフォトプロップスがありますよ。撮影してSNSで拡散しちゃいましょう!
続いては、ジェイアール京都伊勢丹内でのフォトスポットをご紹介しましょう。すべて、7階の原画展の会場近くにあるので、探してみてください。
原作の中で、マヤが舞台に出演する時に必ず贈られる「紫のバラ」。その「紫のバラ」を発見しました!
ということは、あの方からということですね。多くのファンがここで写真撮影されていましたよ。
顔出しパネルも用意されています(写真中・左下)。せっかくですから、役になりきって撮影してみてはいかがでしょうか?
それではお待たせしました。展示会場に入りましょう!
ガラスの仮面展 見どころ1
魅力的な原画たちに心が躍ります。
テーマごとに展示されているので、それぞれを追いながら、見どころをご紹介します!
・プロローグ
マヤが月影千草と出会い、女優としての道を歩みだす連載第1話の原画を展示。累計5000万部というベストセラーがこのシーンたちから始まったと思うと、感慨深いものがあります。見どころは冒頭のカラー原画。印刷では出せない美しさです。
・闘いの舞台へ
作中劇の名シーンの原画を展示。マヤの成長していく過程が生き生きと蘇ります。特に、壁一面に名セリフが描かれている演出は、まるでキャラクターの声が聞こえてくるかのような迫力(写真下)!
展示されている作中劇は、マヤと亜弓が初めて共演した「夢宴桜」、名作中の名作「奇跡の人」、泥饅頭が衝撃的だった「夜叉姫物語」など全12作品です。
・マヤをめぐる人々
俳優界の若手ホープ、桜小路優や、真澄に命をかけて仕える聖唐人など、個性豊かなサブキャラクターの原画が展示。
・白目
『ガラスの仮面』の代名詞と言っても過言ではない白目。さまざまなキャラクターによる、さまざまな感情での白目をお楽しみください!
・コマ送り
動きをコマ送りで表現する。『ガラスの仮面』でよく見かける手法です。なめらかな動きがなんとも美しい!美内先生の巧さを知ることができる展示です。
【INFO】
「ガラスの仮面展」京都会場
2017年12月25日(月)まで ※会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F隣接)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
開場時間:午前10時~午後8時(入館は閉館の30分前まで)
※ただし、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
入場料:[当日料金] 一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円
主催:美術館「えき」KYOTO、朝日新聞社
特別協力:美内すずえ事務所(プロダクションベルスタジオ)
協力:白泉社
問い合わせ:ジェイアール京都伊勢丹 TEL:075-352-1111(大代表)