ガラスの仮面展 見どころ2
・紫のバラのひと 速水真澄(写真上)
紫のバラに包まれる派手な演出です。ここでは、大都芸能の若社長、速水真澄とマヤとの関係を描く原画が展示してあります。徐々に惹かれあう二人。まさに心ときめく名シーンばかり!
・鷹宮 紫織
真澄の婚約者である紫織がマヤに嫉妬を抱くシーンの原画が展示。ドロドロした感じがたまりません。
・画業50周年 美内すずえの世界
美内先生がデビューからこれまでに発表した50年分の作品を紹介する原画展示コーナー。美内先生が16歳の時に書いた『山の月と こだぬきと』から、『ふたりのメロディ』、『魔女メディア』など、作風の変化を見ることができます。
・紅天女
マヤの師、月影千草が主演をつとめた伝説の作品の原画を展示。ひときわ美しい原画たちを見ることができます。
ちなみに、あなたは、マヤと亜弓のどちらに、紅天女を演じてほしいですか?
この原画展では出口付近に投票できるパネルを展開中。
今のところ、マヤが1,485票、亜弓は785票で、マヤが優勢でした。
この投票の様子は随時、『ガラスの仮面』展の公式サイト(http://www.asahi.com/event/garakameten/ )で掲示するとのことです。
結果が楽しみです!
これらの展示の他に、テレビ化された時の台本や舞台のパンフレットなど、普段はお目にかかれない貴重な資料が展示してありました。
一番興味深かったのは、「小学生から中学生の頃に、漫画を描いていたノート」です。小学生の頃から、あれだけの豊かな表現ができるなんて、やはり美内先生は大天才です。
オススメのコラボグッズ
『ガラスの仮面展』ではたくさんのグッズが販売されています。
一番の目玉は、「連載40周年記念 ガラスの仮面展 公式ビジュアルブック」です(写真左上)。
美しいカラー&1色原稿と、豊富な記事・資料で「ガラスの仮面」と「美内すずえ」の足跡をたどる【本編】の他に、「ガラスの仮面」連載第1回とデビュー作「山の月と子だぬきと」を収録した【別冊】の2部構成だそうです。美内先生による書き下ろしインタビューも掲載されているそうなので、ぜひこの機会に入手してくださいね。
通常価格:2,500円(税込)。図録用トートバッグ付き:4,500円(税込)
京都会場では新たなグッズが販売開始となりました。
豪華なビジュアルが目を引く「ふたりの王女 アートケット」(写真右上/4,860円)。ブランケットなので、これからの季節に活用できるグッズです。
大都芸能の屋号と真澄の名前が入っている升、その名も「速水真澄の升」です(写真左下/972円)。「ガラスの仮面展」の開催を祝って、大都芸能から贈られた升というストーリーがあるそうですよ。お酒を飲まない方でも、いくつか購入して積み上げて飾ると、シャレたオブジェクトにもなります。
白目シリーズのクリアファイルから、真澄が登場(写真右下/324円)。目を入れたり、白目にしたり、表情豊かなクリアファイルです。
やはりこれらの京都会場から発売した新たなグッズが人気あるそうですよ。
お買い忘れなく!
【INFO】
「ガラスの仮面展」京都会場
2017年12月25日(月)まで ※会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F隣接)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
開場時間:午前10時~午後8時(入館は閉館の30分前まで)
※ただし、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
入場料:[当日料金] 一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円
主催:美術館「えき」KYOTO、朝日新聞社
特別協力:美内すずえ事務所(プロダクションベルスタジオ)
協力:白泉社
問い合わせ:ジェイアール京都伊勢丹 TEL:075-352-1111(大代表)