キャララボ

今回のお披露目会には、アルトリア・ペンドラゴンおよびアン・ボニー役の声優・川澄綾子、株式会社セガ・インタラクティブ ディレクターの伊神公博氏、ディライトワークス株式会社・FGO PROJECT クリエイティブディレクターの塩川洋介氏が登壇しました。

塩川氏は、7月の「Fate/Grand Order Fes. 2017 ～2nd Anniversary～」で本作のプロジェクトを発表した際、5騎のサーヴァントのアクションシーンなどの映像を披露。「（来場者が）PVを見て、キャラクターが3Dで動いているのお見せする度に、歓声が巻き起こって非常に印象的でした」と述懐しました。

スマートフォンの『Fate/Grand Order』のプレイ経験がある川澄は、『Fate/Grand Order』でおなじみのサーヴァントを宿すカード「セイントグラフ」に着目。「セイントグラフが実際のカードになって、自分で持てます。セイントグラフから、キャラクターが3Dの立体になって動き出すのは、普段スマートフォンでゲームしている身からすると、本当に飛び出ててきたような、夢のような感じ」とコメント。

『Fate/Grand Order Arcade』は、実物のカードを入手して遊べるシステム。FGOを遊んでいたユーザーに新しい楽しみ方を提供します。塩川氏が「これがやりたくて『アーケードを企画した』と言っても過言ではありません。ぜひ皆さんにもカードを届けたい」と話し、川澄は「絵柄はそのままで、すごくしっかりしています。もらって、集めて嬉しいです。『集めていきたい』と思えるカードになっています」と印象を語りました。

8日からのロケテストに先立って、会場ではまず『Fate/Grand Order Arcade』のキービジュアルを発表。アルトリア・ペンドラゴン、マシュ・キリエライト、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕、イシュタル、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ヘラクレス、アタランテ、エドワード・ティーチ、カルナ、酒呑童子の10騎のサーヴァントが描き下ろされています。同ビジュアルは本作のゲーム機本体のデザインにも盛り込まれ、本作の魅力を引き立てます。

塩川氏は「普段のイラストよりも、戦いがテーマということで、より戦いを想起させる躍動感ある表情やポーズを、Fate/Grand Orderでそれぞれのサーヴァントをデザインされたイラストレーターさんに協力して頂きました」と解説。「例えばジャンヌ・オルタなどは躍動感あふれるポーズを取っている。そこがいいなと思う。あとはポスターの左上には『なぜお前が!?』という意外性もある。これからのアーケードの展開が楽しみに感じられるポスターかなと思います」と話しました。

また、伊神氏は「開発チームとしても意外な人選。こんな個性豊かなサーヴァントが一つのイラストでまとまりが出るのがスゴい」と好評価でした。

同ビジュアルは、7日から公式サイトでも公開されています。