前回のアフタートークショーに引き続き、太秦萌(うずまさ もえ)役の長谷川奈々さん、松賀咲(まつが さき)役の塚田悠衣さん、小野ミサ(おの みさ)役の谷掛未森さんに直撃インタビューをさせていただきました。
今年3月に任期満了を迎えるというこの3名。今、思うことを存分に語っていただいております。
この記事を読めば、短編アニメ『地下鉄に乗るっ』が何倍も楽しくなる!
声優さんたちの想いをぜひ、ご覧ください。
キャラクターとの出会い
太秦萌役の長谷川奈々さん
ーーーそもそも皆さんは中高生の頃にオーディションで選ばれたそうですが、長谷川さんがオーディションを受けようと思ったきっかけを教えてください。
長谷川:「きっかけは高校の時で、当時、所属していた放送部の顧問の先生が『声優魂』(※)という全国規模の声優オーディションの話を持ってきてくれました。私は臆病な性格なので、『ぜったい受かるわけないやん…』って思っていたんですが、オーディションの特別賞として『地下鉄に乗るっ』のキャラクターを演じられると知り、頑張ろうと決意しました。」
※中学生・高校生を対象にした声優コンテスト。彼女達は2014年の特別賞受賞者として『地下鉄に乗るっ』の声優に抜擢された。
ーーー実際、太秦萌を演じてみていかがでしたか?
長谷川「萌ちゃんは頑張っている人を見ると応援したくなるというキャラクターなのですが、まさに私もそうなんです。演じる度に、私が萌ちゃんに似ていっているという感覚です。」
ーーーアフタートークショーで塚田さんは演じている松賀咲と似ている部分が多いとおっしゃっておられました。その似ている部分について教えてください。
塚田:「オーディションに受かった時点ではまだ担当のキャラクターは決まっていなかったんですが、周囲の友達から『お前はぜったい松賀咲や!』って言われていたので、間違いなく私の役は咲ちゃんだろうって思っていました。基本、ポジティブで明るいところは似ていると思います。当時は髪の毛がロングだったんですが、高校3年生の時に、バッサリ切って見た目も似て来ました(笑)しかも後々調べたら、身長も体重も、一人っ子だっていうところも一緒だったんです。知った時は驚きました!」
ーーー塚田さんが松賀咲を演じる上で難しいと感じる部分はどこでしょうか?
塚田:「今までキャラクターを演じる時は役に応じた声を作っていたのですが、似ているがゆえに、地声のまま演じることが逆に難しかったです。特に初めてCMでアフレコした時は、自分でも納得いかなかったです。」
長谷川:「え〜!?でも聞いている私たちからしたら、完全に松賀咲でしたよ。」
塚田:「そうかな?でも、自分の中でのギャップを埋めていくのが難しかったですね。」
ーーーなるほど。では、谷掛さんはいかがでしたか?
谷掛:「当時、私は中学校3年で、これが初めて受ける大きなオーディションでした。ミサちゃんを見た時から、『この子の声がしたい!』と思っていて、怖いもの知らずで、堂々と課題もクリアできたことを覚えています。
私は二人とは違って、キャラクターとは似てないんじゃないかなと思っています。ミサちゃんは見た目も性格もオタクウケするキャラクターだと思うので、演じている者としても皆に好かれたいという気持ちが強かったです。」
キャラクターが先行することへの不安
彼女達が初めて声優として表舞台に立った「京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)2017」のステージ。
ーーーキャラクターが先行しているということは、ファンの中でもイメージが確立しているという怖さがあると思います。なので、リアルイベントは大変だったのではないかと推測します。初めてのリアルイベントのことを教えてください。
長谷川:「初めての大きなイベントは、声優として選ばれた1年後の京まふでした。もう、訳の分からないまま出演した記憶があります。めちゃくちゃ怖かったです。」
塚田:「お客さんがいなかったらどうしようという不安はありました。しかし、ステージに立つと、全席埋まっていて、立ち見まで出ていて、本当に会場がパンパンでした。」
長谷川:「こんなデカいところに立っていいんかな?って。」
塚田:「いろんな意味で涙が出ました。私はうれしい気持ちが大きかったです。」
谷掛:「私もうれしいの方が大きかった。」
長谷川:「私は、訳わからんかった!笑」
一同:笑
【INFO】
短編アニメ『地下鉄に乗るっ』
<CAST / STAFF
>
声の出演 : 長谷川奈々 / 塚田悠衣 / 谷掛未森 / 大久保照子 / 竹村かな
企画 ・ 制作 : 魚雷映蔵 / 監修 : GK 京都 / キャラクターデザイン : 賀茂川 / 主題歌 : 大木ハルミ
協力 : 京都市交通局
<期間>
2017年12月23日(土) ~ 2018年1月5日(金)
※12月31日、1月1日は休館日
<プログラム>
12月23日(土)~29日(金) 21:15~
12月30日(土)、1月2日(火)~1月5日(金) 20:30~
<会場>
京都シネマ
〒600-8411 京都市下京区四条烏丸下る西側 COCON烏丸3F
※京都市営地下鉄 烏丸線「四条駅」2番出口 四条烏丸西 直結
<上映分数>12分
<料金>500円
<予約>劇場にて当日予約のみ
<主催>株式会社魚雷映蔵 協力:京都市交通局、京都シネマ
<記念品プレゼント>
記念品 プレゼント
下記の対象期間中、チケットを購入の際に当日御利用の「市営地下鉄1dayフリーチケット」を提示していただいた方に記念品をプレゼント致します。
※ お一人様1枚限り ※ 各日先着30名様(なくなり次第終了)
詳しくは以下の公式ホームページまで。
公式ホームページ:http://gyorai.net/cinema/
■ 長谷川奈々 Twitter
https://twitter.com/nana_hsegawa
■ 塚田悠衣 Twitter
https://twitter.com/yui_tsukada
■ 谷掛未森 Twitter
https://twitter.com/mimori_tanigake