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【コミケ93レポ】年の瀬のビッグサイトから福を届ける、茶園森福のほっこり七福神

ライター: noire
 ※最新の情報と異なる場合があります
【コミケ93レポ】年の瀬のビッグサイトから福を届ける、茶園森福のほっこり七福神

2017年12月29日(金)〜31日(日)に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット93。人気アニメやゲームのグッズ販売と展示に沸く企業ブースの片隅で、すこし不思議なブースを見つけました。かわいい七福神のオリジナルキャラクターが描かれたお茶を販売している「茶園森福」です。このキャラクターとお茶について、出展者の森崎さんにお話を伺いました。

七福神のキャラを知ってもらいたいとコミケ参加を決意

茶園森福は、京都で無農薬のお茶の栽培と販売を行っている2016年に創業したばかりのお茶屋さんです。
コミケの企業ブースでお茶?と少々不思議に思いながらブースをのぞくと、ほうじ茶のティーバッグをメインに、煎茶・浅煎りほうじ茶・中煎りほうじ茶などが販売されていました。
ティーバッグの箱は七福神が描かれたシールでラッピングされており、このままプレゼントにしても良いくらいのかわいらしさです。
脱力なごみ系の七福神。小人のような印象を受けるちまっとした姿に、思わず「かわいい」と声が漏れます。なごみ系ゆるキャラ七福神はコミケを訪れる人たちからも大好評。多くの男女が足を止めて、七福神が描かれたお茶をおみやげとして購入していました。

この七福神をデザインしたのは、森崎優さん。茶園森福でご主人と一緒にお茶の栽培をしています。もともとは美容師として東京に住んでいましたが、無農薬のお茶を栽培しようと家族で京都に移住しました。
ターゲットを若い人に向けて作った七福神を少しでも多くの人に知ってほしいと思い、今回はじめてコミケに参加したそうです。

温泉での不思議な体験から生まれたロゴとキャラ

七福神のキャラ誕生について聞いてみると、とても不思議なエピソードを教えてくれました。
広島に仙酔島という島があります。七福神が守っていると言われるこの島はパワースポットとして知られていて、森崎さんご夫婦が好きな場所。あるとき、仙酔島を訪れて温泉に入っていると、誰もいない温泉の中で、宴会をしているかのような「わっはっはっはっは」という笑い声が聞こえたのだとか。その笑い声を聞いた森崎さんは「七福神がいるんだ」と感じ、そこから七福神が大好きになったそうです。
その後、茶園森福のロゴを作ろうということになったときに、「それなら打ち出の小づちをロゴにしよう」とひらめきます。そして「じゃあ、キャラも作ろう、七福神にしよう!」と話が展開し、イラストを描くのが好きだった森崎さんが打ち出の小づちのロゴと七福神をデザインしました。
この素朴な七福神は、森崎さんの手描きでパソコンやタブレットは使われていません。「パソコンが苦手なので、私が紙に描いた七福神を、夫が写真に撮ってパソコンに取り込んで……という作業をしているんです」と教えてくれました。
七福神以外に白い猫のキャラもいて、名前はタマ。タマは七福神が飼っている猫というポジションです。
森崎さんの七福神好きから生まれた、茶園森福のキャラたち。誕生にあたり「若い人向けに、かわいらしいキャラクターを作ろう」「七福神は福を届ける神さまだから、お客さまにも福が届くように」という思いがあったそうです。
今後は急須や湯飲みなど、お茶関連の七福神グッズを作りたいと考えていると語ってくれました。

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Information

【INFO】
茶園森福 公式サイト:https://www.chaenmorifuku.com/
茶園森福 ツイッター:https://twitter.com/chaenmorifuku/
茶園森福 Instagram:https://www.instagram.com/chaenmorifuku/

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