2000年に公開された『劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード』が18年もの時を経て、全国9館の劇場でリバイバル上映されました。
『カードキャプターさくら』は1996年から2000年にかけて月刊少女まんが誌『なかよし』で連載され、アニメ化もされた大人気作品です。16年ぶりとなる2016年に新編「クリアカード編」の連載が始まり、今年の1月7日からNHK BS プレミアムにてTVアニメもスタート、大反響を呼んでいます。
今回、『劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード』のリバイバル上映に際し、木之本桜役の丹下桜さんと、ケルベロス(ケロちゃん)役の久川綾さんによる舞台挨拶が1月6日(土)、大阪ステーションシティシネマにて行われました。
取材に行ってきましたので、舞台挨拶の様子をご紹介します!
満員御礼の客席!リバイバルの余韻にひたる
客席を埋め尽くす観客が上映後の余韻に浸るなか、ふたりそろって登壇された木之本桜役の丹下桜さんと、ケルベロス(ケロちゃん)役の久川綾さん。満場の拍手で迎えられます。
まず、司会者から上映館がある大阪梅田での思い出を聞かれ、丹下さんはCD発売のイベントで何度か訪れたことがあるが、駅近くに立ち寄るのは初めてと語りました。一方、久川さんは大阪府貝塚市の出身で、大阪にいた高校当時まではクラブ活動(卓球部と放送部)などが忙しくて、梅田で遊ぶことを知らないで上京してしまったというエピソードを話されました。
20年もの間、愛され続ける理由
ここからは、舞台挨拶のやり取りをピックアップしてご紹介します!(敬称略)
――18年ぶりのリバイバル上映ということで、『劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード』が大きいスクリーンで流れるお気持ちを教えてください。
丹下:2016年に「なかよし」で原作漫画の新章がはじまったり、作品としていろいろと動き出していたので、何かあるといいなぁとは思っていたのですが、18年ぶりにリバイバルして、またTVアニメで「クリアカード編」がはじまるとは当時は夢にも思いませんでした。
――『カードキャプターさくら』が20年もの間、ファンから愛され続けている理由について、おふたりはどう思われますか?
丹下:『カードキャプターさくら』のふんわりした世界観は、ほっこり、安心して見られる作品なのかなと思います。
久川:今、いろんなジャンルのアニメがあるなかで、ちっちゃなお友だちから、大きなお友だち、お年を召したおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しんでいただける作品というは貴重になってきたのかなと感じます。
ーーー本作では遊園地のシーンがありますが、おふたりは遊園地にはよく行かれますか?
久川:私は遊園地よりは温泉かな(笑)
丹下:私は最近行ってないのですが、某夢の国とか行きますよ。でも、USJは行ったことがないんです。
久川:私も行ったことがないです。
丹下:そうなんですか?(会場に向かって)大阪の方はやっぱりUSJには行かれるんですか?「行ったことあるよ」って方は?
会場:多数挙手
丹下:おおー!ハリーポッターとか乗りたいな。
久川:私はそこまでかな…。
丹下:そこに温泉的なものがあればいかがですか?
久川:温泉があれば行く!
丹下:食いつきましたね(笑)温泉って良いですよね! 綾さんはワンちゃんを飼っていらっしゃって、私もワンちゃんを飼っているんですけど、ワンちゃんと行ける温泉とか良いですよね!
久川:いっぱい良いところ知ってますよー!
丹下:後で教えてください!
久川:楽屋トークですみません(笑)
会場:(笑)
――ワンちゃんといえば、ケロちゃんは実はワンちゃんだという話を先ほど難波で行われた舞台挨拶でされていましたね。
久川:年末に発売された「クロウカード編」、「さくらカード編」のBlu-ray BOX & DVD BOXで、小野坂昌也さん(真の姿のケルベロス役)とオーディオコメンタリーという形で本編の映像を見ながらお話させていただいたのですが、、その収録の際に、小野坂さんと「そういえば、ケルベロスって、ライオンじゃねぇ?」みたいな話になって、「ケルベロスは犬です!」ってスタッフさんに言われて。
丹下:地獄の番犬がケロちゃんの本来の姿なので。
久川:演じている私たちがライオンって言ってんだよ(笑)
丹下:正直、私もライオンとばかり思っていました。
久川:やっぱり、ライオンに見えちゃいますよね?しっぽの感じとか、色とか。
【INFO】
『劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード』公式サイト
http://ccsakura-official.com/revival2/
『カードキャプターさくら』公式サイト
http://ccsakura-official.com