歴史上の人物をモチーフにしたキャラクターを紹介する「歴史キャラ徹底比較!」第5回目は豊臣秀吉の信頼厚い家臣であり、関ヶ原の戦いで西軍の中心人物として徳川家康と戦った「石田三成」を取り上げます!
生涯を豊臣家に捧げた忠臣
▼石田三成のプロフィール▼
1560年〜1600年11月6日
出生地:近江国(滋賀県)
経歴:
近江国の土豪・石田正継の次男として生まれ、少年の頃に羽柴秀吉に才能を見いだされ、小姓として仕えることになります。秀吉の天下統一事業では食料・武器の補給などの後方支援で活躍。一方、前線での作戦指揮は苦手だったようで、小田原攻めの際は忍城の水攻めを試みますが大失敗。味方に多大な犠牲を出す結果となってしまいました。
秀吉の死後は、五奉行の一人として跡継ぎの秀頼を支え、天下を狙う徳川家康を警戒します。1600年、家康が上杉景勝征伐のために出兵すると三成は家康討伐のために兵をあげ、天下分け目の関ヶ原の戦いがはじまりました。当初、三成たち西軍は戦いを優勢に進めますが、小早川秀秋らの裏切りによって敗北。三成は捕らえられ、京都の六条河原で処刑されてしまったのです。
天下分け目の戦い・関ヶ原の戦いで徳川家康と戦った石田三成。真面目で堅物といった印象が強い三成は、キャラクターとなってもクソがつくほど真面目な性格をしている様子。今回は各キャラクターの真面目度を比較していきましょう。
■三成さんは京都を許さない■
【打倒京都を目指す有能?秘書】
Ⓒさかなこうじ/新潮社
作品名:三成さんは京都を許さない
真面目度:★★★★☆
日本最大の湖・琵琶湖を有する滋賀県。かつては「近江を制するものは天下を制する」といわれ、織田信長や豊臣秀吉ともゆかりが深い土地でした。しかし、現在の滋賀県は京都の影に隠れる地味な県と言われ、魅力度ランキングでも下位に沈んでしまっています。そんな滋賀県の現状を憂いた県庁秘書課の特別秘書・石田三成は滋賀県の生き残りをかけ、京都府への下剋上に挑む!
漫画サイト・くらげバンチで連載されている『三成さんは京都を許さない』(さかなこうじ/新潮社)の三成は、乱髪兜の前立てが特徴の堅物な滋賀県職員。実は戦国武将の石田三成その人で、友人の大谷吉継や家臣の島左近とともに現代へタイムスリップしてきたのです。言葉巧みに部下や吉継を仕事に向かわせ、酒の席では酔っ払いも上手くあしらえるなど社会人として必要な素養を完璧に備えており、現代日本に溶け込んでいます。滋賀県の立て直しを担うだけあって、県内の隠れた名所から鮒鮨の食べ方まで滋賀のことなら何でも知っている仕事人。滋賀県のPRに邁進するその姿はまさに真面目そのもの。真面目度は星4つです。
■新潮社『三成さんは京都を許さない』公式サイト: http://www.kurage-bunch.com/manga/mitsunarisan/
■CAPCOM『戦国BASARA』シリーズ公式サイト: http://www.capcom.co.jp/game/basara/
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