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今回の発表会では、“Plus Ultra=もっと先へ”をテーマに、ノイタミナの新作アニメや劇場作品の最新情報を発表。新たな取り組みとして、従来のノイタミナ枠に加えて、世界に向けて発信できるコンテンツ作りを目指す新アニメ枠「+ Ultra」を新設することが発表されました。

「+ Ultra」の新作アニメとしてまず発表されたのは、2018年10月に放送される第1弾作品『イングレス』。スマートフォン向けゲーム『Pokemon GO』の大ヒットで知られるナイアンティック社が2012年に開発した「Ingress」を題材にしており、今回ティザームービーが披露されました。

同作プロデューサーの石井朋彦さんは「アニメとゲームと現実がリアルタイムで進行する新しいアニメーションとエンタテインメントを、体感できる場を作ろうということで制作が進行しています」とコメント。櫻木優平監督は「現実がアニメに与える仕組みが何かしらできれば面白い。（視聴者の）アニメとの付き合い方が変わってくるかもしれない」と含みを持たせました。

次いで2019年1月期には、同枠で谷口悟朗さんが監督をつとめる新作アニメ『revisions リヴィジョンズ』が放送されることが発表されました。谷口監督はパニック映画の部類になると解説し、モーションキャプチャーを用いた映像作りについて「（本作は）アニメーションと実写の中間みたいな雰囲気。いい意味で生っぽくなれば」と意気込みを語りました。

さらに2019年4月期は、アニメ制作スタジオ「ボンズ」が中心になって『キャロル＆チューズデイ』を展開。同作向けに、全世界対象のボーカルオーディションを実施することが発表されています。

第二部では、ノイタミナの新作アニメの声優キャストが続々と登場し、クロストークを展開しました。

2018年4月から同枠で放送されるアニメ『ヲタクに恋は難しい』は、隠れ腐女子OL・桃瀬成海と重度のゲームヲタク・二藤宏嵩を中心に、不器用な恋愛模様が展開されるラブコメディー。発表会ではキービジュアルを初披露したほか、エンディングテーマ『キミの隣』を新人歌手halcaが担当すること、第1回が4月12日に放送されることが発表されました。

桃瀬成海役の伊達朱里紗さんは「オタクでもオタクでなくても楽しめる作品。自分が好きなものを『好き』と言っていいんだなと思える明るいアニメ」と同作をアピール。二藤宏嵩を演じる伊東健人さんも「笑えて、ちょっとホッコリして、キュンとする。誰が見ても楽しめるアニメ」と笑顔を見せました。

続けて、7月期から2クールにわたって放送される『BANANA FISH』から、アッシュ・リンクス役の内田雄馬さん、奥村英二役の野島健児さんが出席。それぞれのキャラクターを意識した服装で登場し、会場を盛り上げました。

【2月に開催された『BANANA FISH』制作発表会のくわしい模様はこちら】
http://charalab.com/19604/

内田さんは、原作について「（作品の）空気感が完成されている。それが引き込まれる要因なのでは」と絶賛。野島さんは「二人の関係性は、普遍的な理想的な愛の形。そこをどうやって演じていくか。頑張っていきたい」とアニメ版への意気込みを述べました。