Point2:「大長編ドラえもん」の全17作品が勢ぞろい。
藤子・F・不二雄先生を近くで支えた人たちの視点にも注目!
▲貴重な原画がいっぱいです。
複製原画はコピーロボットのマークが目印(写真・右下)
最大の見どころは、展示室の壁をグルっと取り囲む、「大長編ドラえもん」シリーズの原画の数々。
17作品のほとんどが、とてもきれいな状態で残っているんですよ。
実際の原画(写真・左上)とコミックの表紙になったときの様子(写真・左下)を見比べられるように紹介しているところもポイント。
それぞれのストーリーのわきには、『コロコロコミック』を発売している小学館が、歴代の編集者やアシスタントを取材したという当時を語るコメントが。
まるで裏話をきいているかのような気分で楽しむことができます。
原作まんがのなかに書き込まれた吹き出しのセリフは、ところどころ劣化して剥がれ落ちてしまっているのですが、そこには藤子F先生の直筆の鉛筆の文字が残っていたりもするんです。
子供だったあのころを思い出しながら、ゆっくり読み進めたくなりますよね。
Point3:『コロコロコミック』の表紙のためにマジックで描かれた『ドラえもん』
▲「コロコロの表紙のために目立つドラえもんを」という要望に応えて描きはじめたというマジック画のドラえもん。
タイムマシンに乗った『ドラえもん』は入口の展示の表紙でも!
『コロコロコミック』の表紙の『ドラえもん』が太くクッキリ目立つ秘密は、実は油性マジックにあったって知っていましたか?
藤子F先生にとっても、これ初めての試みだったそうです。
そんな貴重なマジック画の展示もこーんなに。
インパクトのある表紙の絵には、そんな挑戦があったんですね!
【INFO】
■名称:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
■所在地:〒214-0023 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
■TEL:0570-055-245 (9:30~18:00)
■営業時間:10:00~21:00 (毎週火曜日、年末年始)
※臨時休館日はミュージアム公式サイトにて事前にお知らせされます。
■藤子・F・不二雄ミュージアム公式サイト:http://fujiko-museum.com/