俳優の船越英一郎さんが2月15日(木)、『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』の完成披露上演会に出席しました。声優の鈴木一真さん、関智一さん、茅野愛衣さんとともに本作完成の喜びを語り、自身が演じた南部博士の劇中の秘蔵シーンに触れて「夢が叶いました」と笑顔を見せました。
タツノコプロ55周年記念!
ガッチャマンら人気キャラクターが大集合!
本作『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』は、タツノコプロ55周年を記念して製作されたTVシリーズに続くフル3DCGアニメ。『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』『破裏拳ポリマー』『新造人間キャシャーン』の人気キャラクターたちが新生デザインでよみがえり、白熱のアクションを繰り広げます。
そんな同作の物語はガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンの4人が、壮絶な戦いの末に自分たちの世界を取り戻したところからスタート。4人はある目的のために、界堂笑(かいどう・えみ)と一緒に再び時空を超えて、平和を脅かす人類の敵「ギャラクター」とガッチャマン率いる「科学忍者隊」が戦い続けた世界に降り立ちます。その世界の様子に違和感を覚える彼らの前に、科学忍者隊の創設者・南部博士が現れて「どうやら君たちは私の敵らしい」と告げ、急展開を迎えます。
タツノコプロ作品に長年親しむ船越英一郎
南部博士の秘蔵シーンは「夢が叶いました」と満足げ
15日の完成披露上演会には船越英一郎さん(南部博士 役)や鈴木一真さん(コンドルのジョー/ジョージ浅倉CV 役)、関智一さん(ガッチャマン/鷲尾健 役)、茅野愛衣さん(界堂笑 役)が出席しました。
中でも船越さんは、子供のころから『宇宙エース』や『マッハGoGoGo』『ハクション大魔王』『ガッチャマン』などタツノコプロの作品に多数親しんできたと述懐。自身を「タツノコプロが今年50周年。私も57歳。もう、タツノコプロと一緒に育ってきたようなもの。タツノコプロのアニメをシャワーのように浴びて大きくなってきた世代」と評し、今回の劇場版に関して「オールドファンの期待を絶対裏切ることのない素晴らしい作品になっている。キャラクターも含めてアップグレードしているけれども、過去作品へのオマージュもしっかりしている。そして見たことも感じたこともない、スゴい映像が襲ってくる」とアピールしました。
また自身が演じる南部博士について「ガッチャマンの生みの親であり、育ての親。ガッチャマンのお父さんのような存在。今回はそれぞれの信じる正義がちょっと変わってしまい、南部博士とガッチャマンたちが対峙する構造になっていく」と解説。劇中で南部博士の秘蔵シーンの話題が出ると、具体的な内容には触れずに「夢が叶いました」と意味深な笑みを浮かべました。
鈴木さんは、自身が演じる「科学忍者隊」のサブリーダー・コンドルのジョーに言及。今回の劇場版で「敵か味方か、これ以上は何も言えない」と笑みを見せつつ、「僕が子供のころ見ていたコンドルのジョーは、カッコいいお兄さんが悪い敵を退治する中に、クールに引っかかるものがある印象だった。今回はアクションもそうですし、キャラクター的にバイオレンスシーンもリアリティーを感じる。光と陰と言いますか、ジョーが汚れれば汚れるほど健が光るコントラストを楽しんでました」と収録を振り返りました。
【INFO】
<『劇場版Infini-T Force』概要>
3DCG制作:デジタル・フロンティア
制作:タツノコプロ
配給:松竹
全国公開日:2月24日
公式サイト:http://www.infini-tforce.com/index.html
※本ページ掲載内容は2018年2月15日時点での情報によるものです。
ⓒ タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会